本公演は「日本の伝統芸能を未来へ、そして次の世代の子どもたちへと伝えるために」という想いから企画されました。
今年は第二回目の開催となります。
当日は小さなお子様から大人の方まで、本当に幅広い世代の皆様が一緒になって和の文化に触れる、終始あたたかな空気に満ちた会となりました。
お箏、狂言、詩吟、篠笛、日本舞踊、そして私が務めさせていただいた琵琶など、日本の様々な伝統芸能が一堂に集まった、非常に贅沢で見応えのあるプログラムでした。
ご来場いただいた皆さまの中には、琵琶の演奏を初めてお聴きになる方も多かったのではないかと思います。
【演奏曲目 】
「耳なし芳一」
小泉八雲 原作 / 坂田美子 作詞・作曲
”語り物”である伝統芸能「琵琶」を皆さまにお聴きいただけましたこと、
また、私自身も素晴らしい日本の伝統芸能の数々に触れる貴重な機会を頂戴いたしましたことに、心より感謝しております。
このお写真からでは少し伝わりにくいかもしれませんが…、
会場となった神戸女学院小ホールは、客席がステージをぐるりと囲むような「すり鉢状」の構造になっております。
このお椀のような空間構造のおかげで、琵琶の繊細な生音や語りの息遣いが天井や壁に美しく反射し、まるで音が上から豊かに降り注いでくるかのような素晴らしい響きを体感することができました。
また、ステージが一番低い位置にあり、そこへ向かってお客様の視線が自然と集まるため、演者と客席との距離が非常に近く、深い一体感を感じることができます。
このような素晴らしい響きを持つホールで演奏させていただけましたことは、琵琶奏者として大きな喜びであり、大変貴重な経験となりました。
ご来場くださいました皆様、そしてこのような貴重な機会をくださいました関係者の皆様、本当にありがとうございました。
これからも、日本の大切な文化を次の世代へと伝えていく担い手として一層精進してまいりたいと思います。


